2017年10月12日

当薬局の名前の由来と座右の銘「懐仁済世」の出典

  今日の山形は車ではなくバスを利用しました。したがって山道で紅葉を見たり、温泉に入ったりしませんでした。でも、市内のナツメを収穫しました。今日は収穫の目的ではなく、ナツメの量が多いか、もう熟しているかの下見だけのつもりでしたが、写真の通りもう熟して収穫の季節でした。袋も無い、棒も無いので両手で低い枝のナツメを少量しか収穫できませんでした。今年のナツメの量は本当に多くて、写真のように枝も曲がっています。次回は、脚立と棒を持って行かなければなりません。ついでに、隣の熟し過ぎていっぱい落ちたザクロも一個拾いました。もちろん、ザクロは酸っぱい。ナツメは甘い!

【写真】
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 山形店の患者さんは多かったです。みなさん病院の治療や薬を服用しても効果が無い方ばかりです。例えば、20年前から喘息の70代の女性、今年4月に間質性肺炎の診断され2回入院しても改善されず、最近1ヶ月半入院して10月7日に退院して24時間酸素吸入しても息切れで歩くことが困難な60代の男性、3〜4年前から検診で肺に影があり、非結核性抗酸菌症と診断され、経過観察と言われて毎年のCT検査で肺の影がどんどん大きくなって今は息切れと咳もあり風邪を引きやすく今年の冬の風邪・インフルエンザ・肺炎を心配して当薬局の漢方を服用希望の50代の女性など。

 よくなった患者さんもたくさんいますが、印象的なことだけ書きます。今年8月のブログに書いた副腎の病気で高血圧の大学生の男性の血圧は、正常になっています(お母さんが9月分の朝の血圧のデータを持って来ました)。
また、11年前から当薬局の難病で漢方薬を服用している奥さんが強く勧めて当時入院しながら漢方薬を服用しているすい臓癌手術後肝臓転移の当時59歳の男性は、現在検査はすべて正常で再発転移もありません。数年前から1ヶ月分の漢方薬を3〜4ヶ月で服用していますが、とても元気で髪も50代の時は真っ白でしたが今はほとんど黒い髪になっています。ご本人は間違いなく漢方薬を服用した結果とみんなに言っています。羨ましい!私より黒くなるとちょっとヤキモチ・・・。

 ところで、よくなってもなかなか納得されない一人の男性の患者さんがいます。今年2月からだいたい4ヶ月の漢方薬を服用して夜のおしっこが3〜4回から今は2〜3回に減って、さらに昨年の健康診断で腎機能のクレアチニンと尿酸値が高かったですが、今年の健康診断では全て正常になっていますが、あまり漢方の効果がないと言われました。大変悲しいです。ご自分の毎日の夜のトイレの回数の記録があるし、病院の健康診断の記録もあるのに・・・。また、当薬局の名前の由来と座右の銘の「懐仁済世」の出典である荘子の本を持って来て、中に書いていなかったと言われましたが、その本は日本人が書いた荘子の物語関係の本でした。ご存じの通り荘子は著名な哲学者・文学者であり、この1冊の本の中に著作はすべてまとまっていないはずと思います。この患者さんのために、荘子の言葉であることが確認できる写真を掲載します(中国語ですが)。もちろん、「懐仁済世」の言葉は荘子の他に写真の通り済公と岐伯、倉頡などもこの言葉を言った事があります。次回来局の時は資料を用意して説明したいと思います。

【写真】荘子の出典
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※「庄子」が「荘子」です
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posted by 懐仁堂 at 18:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする